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枕を見直す

Author:Yoshifumi Mahara - 2013年10月4日

こんにちは。

すっかり涼しくなり、時々寒く感じるくらいになってきましたね。

 

今回は、寝るときの枕に関する話です。

 

普段施術を行っている中で、首に慢性の痛みや凝りがある方、首が原因と考えられる肩こりの方に関しては、枕の見直しをお願いすることが多くあります。

特に朝起きた時点でコリや痛みを感じるという方には、ほぼ皆さんにお願いしています。

 

慢性的に首の筋肉の緊張が強い場合、一日のうちでしっかりと首を休ませる時間があった方が、改善するのは早くなります。

と言っても、日中で休ませる時間を作るのはなかなか難しいので、寝ている時になるべく休ませられるようにします。

 

症状の軽い方の場合は、枕をキチンと自分に合った状態にするだけで、痛みや凝りを感じなくなる場合も多いです。

 

枕を見直すと言うと、新しく買わなきゃいけないのかと思うかもしれませんが、そんなことはありません。

もちろんオーダーで自分に合った枕を作ってもらうのも良いのですが、枕に数万円もかけるとなると考えてしまいますよね。

 

少なくとも私にはハードルが高いです(笑)

 

ではどうするかというと、タオルなどを使って代用します。

畳んだバスタオルやフェイスタオルなどを組み合わせて、実際に寝てみた時になるべく首がニュートラルな位置になるようにします。

ニュートラルな位置というのは、顎が上がったり、逆に引けたようにならない位置です。

 

この時におすすめしているのは、低い状態から徐々に上げていく方法です。

 

多少なら顎が引けた状態(枕が高い状態)でも寝られる人は多いですが、逆に顎が上がった状態(枕が低い状態)は寝づらいと感じやすいと思います。

その為、低い(不快な)状態から上げた方が、一番楽に感じる高さを探しやすいと思います。

 

高さを上げるときは、タオル一枚〜三枚程度の範囲で少しずつ上げるようにします。

タオル一枚〜三枚分くらいというと数ミリ程度ですが、実際に寝てみると意外に感じ方が変わるのがわかると思います。

 

もし元々お使いの枕が低い場合であれば、その下にタオルを敷いて高さを微調整しても良いです。

 

本当にちょっとしたことですが、慢性的な症状にお悩みの方は、是非一度お試し下さい。

 

ちなみに今回の話は、仰向けに寝る前提で書いているので、仰向けでは寝られないという方には使えません。

また、枕を入れる位置を間違っている(寝る位置が悪い)と、十分に支えることができず、あまり効果が得られません。

 

それと、体の調子によって合う高さが微妙に変わることもあるので、一度合う高さが見つかっても、たまに見直してあげることも大切です。

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