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背中の凝り

Author:Yoshifumi Mahara - 2015年10月8日

こんにちは。

 

今回は、ご来院の方の症状で腰痛・肩こりに次いで多い、背中の凝りについて。

 

施術前のカウンセリングでお話をうかがっている時に、肩こりの方・腰痛の方の両方に含まれることが多いのも背中の凝りです。

 

肩こりと同時に肩甲骨の周りも凝るとおっしゃる方、腰の痛み(だるさや重さ)と同時に腰の上のあたりが重い・だるいとおっしゃる方は、非常に多いです。

 

背中の凝りが出やすいのは、デスクワークの方、力仕事が多い方、スポーツをハードにされている方、育児をされている方など。

 

デスクワークの方の場合は、姿勢の問題が一番大きいです。

背中を丸くして座っている時間が長いと、背中と腰の境目のあたりに負担が集中しやすく、重さやだるさが出やすくなります。

また、いわゆる猫背の状態になりやすいため、肩甲骨回りの筋肉が固まって、凝りを感じやすくなります。

 

力仕事が多い方やスポーツをハードにされている方などは、慢性的な筋肉疲労によるものが大きいです。

動かさないで筋肉が固くなるデスクワークの方に対して、力仕事やスポーツをハードにされている方は、使いすぎて筋肉に疲労がたまっている状態です。

また、使い方が偏っていて筋肉のバランスが悪く、姿勢のバランスが崩れて凝りが生じる場合もあります。

 

育児をされている方は、その両方がありますね。

どうしても下を向いてお世話をすることが多くなりますし、授乳時など背中を丸めた姿勢も多く、抱っこなどで筋肉の疲労もたまりやすくなります。

 

これらの症状に対して、自分でできる対策としては、動かさないことで固まった筋肉に対しては、体操などで大きく動かすこと。

慢性的な筋肉の疲労に対しては、ストレッチなどを積極的に行うことが大切です。

 

その上で、症状が出やすい姿勢や習慣について、同時に見直していくことが大切になります。

 

背中の痛みに対しては、特に肩甲骨回りの体操やストレッチが重要です。

肩甲骨は、関節としては肩の部分に一か所しか接しておらず、背中の部分では浮いているような状態で、筋肉によって支えられています。

 

そのため、筋肉のバランスの悪さや疲労の影響を非常に受けやすく、簡単に位置関係の乱れも生じます。

猫背の状態というのも単純に背中が丸くなっているだけでなく、肩甲骨の位置も本来の場所から移動するため、特定の筋肉が縮んで固まってしまったり、逆に引き伸ばされてしまいます。

 

背中に対する施術としては、直接的なものは背中の関節の動きの改善と、筋肉の緊張のバランスを整えることです。

同時にその凝りを引き起こす原因となる姿勢も改善するために、必要に応じて腰や骨盤・股関節、下肢などについても調整を行っていきます。

 

背中の凝りでお悩みの方は、ぜひ一度ご相談ください。

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