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スポーツと骨盤底筋

Author:Yoshifumi Mahara - 2014年3月13日

こんにちは。

 

少し間が空いてしまいましたが、先日の記事「骨盤底筋群」と「出産と骨盤底筋」から続きます。

 

骨盤底筋群」という記事の最後で、体幹の安定がスポーツなどのパフォーマンスの向上にも役立つと書きました。

 

今回はこれについてもう少し書いていこうと思います。

 

先日の記事では、骨盤底筋が多裂筋・腹横筋・横隔膜と協調して働くことで、姿勢を維持したり、腹圧を高めて体幹を安定させることができると書きました。

 

これは日常生活はもちろん、より高度な動きが求められるスポーツの現場においても重要なことです。

 

最近は様々なところで「インナーマッスルを鍛えるのが大事」ということが言われるようになっています。

 

きっと皆様も一度くらいは耳にしたことがあるのではないでしょうか?

 

何となく聞いたことはあっても、「インナーマッスルって何?」とか、「他の筋肉と何が違う?」とか、「何で鍛えるのが大事?」など、よくわからないという人も多いと思います

 

大雑把に説明します。

 

インナーマッスルは、身体の深層にある筋肉です。

反対に表層にあるの筋肉をアウターマッスルといいます。

 

そのままの意味ですね。

 

身体の表層にある大きな筋肉のアウターマッスルは、関節を曲げ伸ばししたりなど、大きな力を発揮するときに使われます。

 

それに対して身体の深層にある小さな筋肉のインナーマッスルは、姿勢を維持したり関節を安定させるのが主な役割です。

 

それぞれが担っている役割が違うので、どちらが大事というものではありません。

 

馬力の大きなエンジンを積んでいても足回りが不安定では、効率よく走ることができません。

逆にいくら足回りがしっかりしていても、非力なエンジンでは速く走ることはできません。

 

骨盤底筋や協調する筋肉群は、姿勢を維持したり体幹を安定させると書いたことからもお分かりの通り、インナーマッスルに当たります。

 

上半身と下半身をつなぐ部分のインナーマッスルにあたりますので、その働きは非常に重要です。

 

多くのスポーツにおいて、上半身と下半身が上手く連動しないと良いパフォーマンスを発揮できません。

 

それは、投げる、打つ、蹴る、跳ぶ、跳ねる、走る…など、どの動きにも言えることです。

 

インナーマッスルのトレーニングは、正直に言って「地味」なので軽く考えられがちですが、パフォーマンスの向上に非常に役立つ場合があります。

 

ぜひ積極的に取り入れていってほしいと思います。

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