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反り腰の改善

Author:Yoshifumi Mahara - 2014年9月19日

こんにちは。

 

先日の記事(反り腰のタイプ)から引き続き、反り腰についての話です。

 

今回は、反り腰を含む姿勢を改善するためのポイントについて書きます。

 

前回の記事の中で書いた、見かけ上の骨盤前傾タイプでも骨盤後傾タイプでも、どちらにも共通することの一つが筋力不足です。

 

ただ、筋力不足と言っても、筋トレをして筋肉隆々の体になりなさいと言っているわけではありませんし、その必要もありません。

 

最低限、自分の体を支えて姿勢を維持する筋力があれば十分です。

その筋力は、正しい姿勢を意識し、その状態で動けるようになれば自然に身に付きます。

 

筋肉には、体の表面に近いところにあり大きな力を発揮するアウターマッスルと、深層にあって関節を支えて安定させるインナーマッスルがあります。

 

このうち姿勢を維持する際に特に重要なのは、インナーマッスルです。

 

正しい姿勢を覚える最初の段階では、正しい姿勢を取ること自体がインナーマッスルのトレーニングとイコールになります。

 

つまり、正しい姿勢の取り方を覚え、それを意識していくことで、姿勢を維持するための筋力を鍛えることができるのです。

 

正しい姿勢を覚える際に一番最初に取り組んでほしいことが、骨盤の正しい位置を覚えることです。

 

背骨の土台となる骨盤の位置が正しくなければ、正しい姿勢を取ることはできないからです。

 

そのために、まずは骨盤の底にある骨盤底筋を意識します。

 

そして、骨盤底筋を締めると同時に、腹部のインナーマッスルが収縮するのを感じ取ります。

 

実はこれができれば、正しい姿勢の練習の半分以上はできたようなものです。

 

後はそのまま肩甲骨を寄せて、首全体を後ろに引く意識で軽く顎を引きます。

 

極端に背骨や肩・肩甲骨周りの可動域が狭くなければ、おそらく正しい姿勢が取れるはずです。

 

この時、腰椎・骨盤を見ると、骨盤はしっかりと起きた状態(中立~前傾)でありながら、腰は反り腰ではない自然な弯曲を保っているはずです。

 

反り腰ではなく自然な弯曲(生理的な前弯)になっていれば、お腹がぽっこりと突き出た姿勢にはならないはずです。

 

文字だけでちゃんと伝えることができているのか若干不安ですが、上手く出来たでしょうか?

 

どうしても上手くできない・わからない方は、施術の中でご相談ください。

 

過去の記事を読み返してみても、骨盤底筋のトレーニングについては、まだ書いたことがないかもしれないですね。

 

また近いうちに改めて書こうと思います。

 

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2014年2月20日 – 骨盤底筋群

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