こんにちは。

 

先日、「体操として歩く」という記事で、歩くことで身体の状態を改善させるということを書きました。

 

歩くことは骨盤を矯正する効果もあるので、施術を受けていただいている方にも、積極的に歩くようにお願いをすることが多いです。

 

ただ、その場合にも、やはり歩き方というのは大切ですので、歩き方についても説明させていただいています。

 

通常、歩くときに骨盤は、回旋、傾斜、側方移動などの動きをしています。

 

このような動きが正しく行われないと、腰・股関節・膝など様々な場所に負担をかけることになってしまいます。

 

施術の際に実際に歩き方を見せていただいても、歩き方自体にも問題がある方は少なくありません。

 

施術によってバランスを改善したり関節の動きの制限を取り除くことはできますが、動くようになっても上手く使えなければ意味がありません。

 

アンバランスな状態や関節の動きに制限がある状態で長く生活をしていると、それに合わせた状態での身体の使い方に慣れてしまっています。

 

問題がある状態が長ければ長いほど、身体の使い方のクセとして感覚が染み付いてしまいます。

 

歩き方に限った事ではありませんが、身体の状態を改善させていく際には、施術によって機能的な面を改善させるだけでなく、身体の使い方も覚えていただくことも重要だと考えています。

 

なかなか身体に染み付いたクセを変えるのは難しいことですが、根気強く意識し続けることで改善することはできます。

 

正しく歩くことで、骨盤を矯正し、腰痛の改善や、股関節・膝などへの負担を大きく減らすことができます。

 

ここが理解できていると、身体のセルフメンテナンスにも大きく役立ちます。

 

気になる方は、ぜひ一度ご相談ください。