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骨盤の開きとは

Author:Yoshifumi Mahara - 2015年10月2日

こんにちは。

 

今回は、このブログで何度も書いている骨盤の開きについてです。

骨盤の開きについては、産後の方には特に関心の高い内容だと思いますが、非常に誤解が多いのも事実です。

そのため、繰り返しになりますが改めて書いていこうと思います。

 

産後の骨盤の開きと聞いて、多くの方が想像されているのは、骨盤の関節が何センチも離れて横に広がってしまった状態です。

 

しかし、実際にはそんな状態になることは、ほぼありません。

 

骨盤の部分というのは、上半身と下半身を繋いでいる、とても大切な部分です。

そんな大切な部分の関節が、何センチも離れてしまったらどうなるでしょう。

 

ほとんど動くことはできなくなりますし、痛いなんてものではないでしょう。

立ち上がったり歩いたりということは、まず不可能だと思います。

 

まれに出産時に恥骨の部分が離解してしまう方はいらっしゃいますが、その場合も強い痛みを伴いますので、無症状でそのような状態になっていることは考えにくいです。

 

では、骨盤の開きというのは何でしょうか?

 

そもそも「開き」という言葉が誤解されやすい原因かもしれませんので、「緩み」という言葉に置き換えていただいた方が理解しやすいのではないかと思います。

 

骨盤の関節は人間の身体の構造上、非常に重要な部分です。

そのため通常の状態では、ほとんど動きがないと言って良いほど強固な関節です。

 

しかし、出産の際には、お腹で大きくなった赤ちゃんが、骨盤の中を通り抜ける形になります。

 

その時にスムーズに通れるように、出産前から分泌されるホルモンの働きによって、関節を支える靭帯が一時的に緩んだ状態になります。

普段は伸びない紐で固く結ばれている関節が、一時的にゴムのような弾力のあるもので固定されているようなイメージです。

 

産後はこの靭帯を緩めるホルモンが分泌されなくなるので、骨盤の関節も徐々に元の強固な関節に戻ります。

つまり、何もしなくても「靭帯が緩んだ状態=骨盤の開き」自体は、元に戻るのです。

 

では、産後の骨盤矯正とは、いったい何なのでしょう?

 

ここまで読めば既におわかりかと思いますが、よく誤解されているような「横に広がった骨盤を押し込んで狭くする」というものではありません。

 

先ほど書いた通り骨盤の関節は、非常に強固な関節です。

その強固な骨盤の関節が、出産の際には靭帯が緩み、一時的に不安定な状態になります。

 

元々が動きの少ない関節というのは、動きすぎると不都合だから動きが少ないのです。

しかし、より大事な出産をスムーズに行うために、一時的に緩んだ状態になります。

 

この不安定な状態の時には、出産の影響や産後の育児、日常生活の中でも、骨盤には大きな負担がかかります。

 

骨盤ベルトなどは、その不安定さを補い、負担を軽減するためのものですね。

 

本来強固に安定した関節である骨盤は、身体の構造上重要な部分であるがゆえに、わずかな問題が大きな不調となって現れやすいと言えます。

 

そうならないために骨盤を良い状態に整え、安定した状態を作っていくのが、産後の骨盤矯正の一番の目的です。

つまり、今ある状態に対してだけでなく、後々のためにも重要なことなのです。

 

産後の方に施術を受けていただくと、施術前後で立った時の感覚の変化に驚かれる方が多いです。

これは骨盤の状態による影響が大きいのですが、それだけ知らず知らずに骨盤に負担がかかり、歪みを生じてしまっている場合も多いと言えます。

 

自覚症状のあるなしに関わらず、産後の骨盤はしっかりとケアすることをお勧めします。

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