外反母趾・内反小趾
Author:Yoshifumi Mahara - 2015年4月21日
こんにちは。
今回は外反母趾・内反小趾の話です。
外反母趾も内反小趾も共通する部分が多いので、一緒に書いていきます。
どちらも足の指の付け根の部分が変形し、骨が出っ張ってくるものを言います。
外反母趾・内反小趾になっている方の大半は、足の横アーチが落ちた状態になっています。
自分の足を見て、足裏の親指の付け根の母趾球から小指の付け根の小趾球にかけて、アーチがなくなっている方は要注意です。
また、そのような方は、まっすぐに立った時に足の指がきちんと床につかない、浮き指になる方が多いです。
なぜそのような状態になるかというと、普段から足の指を使えていないからです。
そして、足の指を上手く使えていない原因の多くは、歩き方の問題にあります。
正しく歩けていないことで足底の筋肉を上手く使えず、衰えた筋肉ではショックを吸収する働きをするアーチを支えられなくなり、その状態で偏った負荷がかかることで、様々な足のトラブルを生じます。
まずは使えていない足底の筋肉に刺激を与え、使えるようにするための準備をしてあげると共に、歩き方から直していくことも大切です。
また、外反母趾・内反小趾に関しては、靴にも気を付ける必要があります。
指を圧迫してしまうような、極端に先の細い靴を避けるのはもちろんですが、それだけではありません。
痛いからと言って、サイズの大きすぎる靴を選んでしまうのも良くありません。
大きすぎる靴を履いて、靴の中で足が前後に動く状態になっていると、足の指が細いつま先に押し込められてしまい、結果として余計に圧迫された状態になりやすいです。
また、踵が歩くたびにカパカパと浮くような状態では、踵から着いてつま先で地面を蹴るような動きはしづらくなります。
潰れた横アーチの部分から着地することになりやすく、症状を悪化させてしまいます。
これは、一見すると楽なようにも見える、サンダルなども同様です。
圧痛のある部分を圧迫しないものでも、足を踵の部分でキチンと固定できる靴を選ぶべきです。
既に外反母趾・内反小趾になっている方だけでなく、予防という意味でも気を付けるようにしてくださいね。
歩き方と言う点では男女共通ですが、特に若い女性は靴で足に負担をかけている方も多いです。
症状が出ていない方でも、施術の際に足を見ると隠れた問題を抱えている方は、たくさんいらっしゃいます。
何年・何十年後に後悔しないためにも、早い段階から気を付けてくださいね。
Total Body Care 向ヶ丘整体院
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