こんにちは。

 

「腰痛はクセになる」という話を聞いたり、そう思っている方は多いのではないでしょうか？

 

実際に施術の際にも、そのような質問をされることは多いです。

 

結論から言うと、腰痛はクセになるわけではありません。

 

他にクセになると言われるものとして、脱臼や捻挫などがあります。

 

これらは、一度なると繰り返しやすいのは事実です。

 

脱臼や捻挫などの場合は、関節が外れたり、捻ってしまった際に、関節を支える靭帯や筋肉の腱などが伸びたり損傷を受けた状態になります。

 

そのため、患部の炎症が取れて痛みが消えても、それらの組織が修復するまでは、きちんと固定する必要があります。

 

そうしないと、関節の支えが緩いままの状態になり、その結果として脱臼や捻挫を繰り返しやすくなります。

 

話を戻しますが、腰痛については、このような状態とは異なります。

 

しかし、腰痛を繰り返す方が多いのも事実で、年に何度もぎっくり腰のような急性腰痛になってしまう方もいらっしゃいます。

 

なぜでしょうか？

 

それは、痛みが出ていない時も、常に腰痛になりやすい状態があるからです。

 

姿勢の問題、身体に負担をかける生活習慣や過度のストレスなどにより、関節の動きに問題が生じたり、筋肉が過度に緊張した状態になってしまいます。

 

このような状態では、ほんの小さなことがきっかけとなって痛みにつながってしまいます。

 

そのため、これらを改善していくことで、腰痛のリスクを下げる必要があります。

 

当院をご利用いただいている方の中にも、以前は年に何度もぎっくり腰になっていたという方はいらっしゃいます。

 

そういう方でも、きちんと身体のケアを行い、日常生活の問題点を見直すことで、腰痛にならなくなったという方はたくさんいらっしゃいます。

 

痛みが出た時だけ、その場しのぎの対応をするのではなく、根本的なところから変えていけば、何度も繰り返しているような症状でも、しっかりと改善していくことができます。

 

良くならないと諦める前に、ぜひ一度ご相談ください。