がに股と腰痛
Author:Yoshifumi Mahara - 2015年3月13日
こんにちは。
今回は、がに股と腰痛というテーマで書いていきます。
がに股とは、立っている時に足のつま先が外側を向いている状態のことです。
がに股の人は腰痛になりやすいということは、聞いたことがある方もいらっしゃるかもしれません。
がに股になっている時、股関節は外旋した状態です。
股関節が外旋すると骨盤は後傾します。
そして、多くの例では、腰椎の生理的彎曲(前彎)が少なくなっています。
特に股関節を外旋する癖が強い場合、座っている時も脚を開きやすくなります。
そうすると椅子に浅く座り、骨盤を後傾させるような姿勢になりやすく、腰椎を強く後彎させてしまいます。
このような姿勢を長く続けていると、次第に生理的彎曲が崩れ、常に腰椎の前彎がない状態、もしくは後彎した状態になってしまいます。
生理的彎曲というのは、身体にかかる負担を分散させる上でも大切な働きがあります。
常に股関節を外旋させることで骨盤が後傾し、腰椎の前彎が失われた状態というのは、非常に負担がかかりやすい状態であると言えます。
そのため、このような姿勢の方の中には、ぎっくり腰などの急性腰痛になる方も多く、治っても何度も繰り返してしまうという方もまた多いです。
このような場合は、出ている症状としての腰痛だけではなく、股関節や骨盤などの状態も一緒に改善していくことが大切です。
急性腰痛を何度も繰り返していた方でも、脊柱や骨盤・股関節の状態を整えることで、しっかりと予防していくことは可能です。
何でもない姿勢の癖と思っているようなことでも、侮るなかれです。
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