こんにちは。

 

雨が多く、嫌な天気が続きますね。

たまの休みも家にこもりがちで、運動不足になっていませんか？

 

私は普段の施術の際に、歩き方についての話をすることが多いです。

 

その理由として、正しく歩くことで身体の状態を整えることが出来るからです。

 

人間の体は、二足歩行に適した形になっています。

 

しかし、現代人は、長時間のデスクワークなど座っていることが多く、歩くことが少ない人が増えています。

 

座ってばかりの生活を送っていると、それに合わせて体は変化してきます。

 

「座っている状態」に合わせて変化して、本来の二足歩行に適した形ではなくなってしまうんですね。

 

そうなってくると、知らず知らずのうちに姿勢や歩き方も変わってきます。

 

ペタペタとすり足に近い足の運びになってしまい、骨盤や股関節の動きの少ない歩き方。

同時に、背中は猫背のように丸くなりやすく、肩甲骨の動きも少ない歩き方になります。

 

このような歩き方は、膝や股関節に負担をかけるだけでなく、腰や骨盤周りの痛みや上半身のコリなどにも影響します。

 

このような状態を改善するには、しっかりと歩く時間をつくることが非常に重要になります。

 

歩くことで、体が本来あるべき状態に整います。

 

それによって、身体が本来持っている機能を正常化させて、様々な症状の改善にも効果が期待できます。

 

つまり、「身体の状態を改善させるための体操」としても、歩行は非常に有効なのです。

 

もちろん、体操として歩く際には歩き方も大切になりますので、歩き方を意識する必要はあります。

 

※歩き方については以前も書いたことがありますが、また近いうちに改めて書こうと思いますので、今回は省略します。

 

私は、施術と併せて歩行をしっかりと見直すことで、カイロプラクティックの矯正効果をさらに高め、良い状態を維持しやすい身体を作ることが出来ると考えています。

 

梅雨の合間の晴れの日には、外に出て「正しく歩く」ことを意識してみてください。