外股・ガニ股
Author:Yoshifumi Mahara - 2014年5月30日
こんにちは。
先日の記事:猫背で内股に続いて、歩行についての話です。
前回の「猫背で内股」の他に意外と多いのが、外股やガニ股と言われる歩き方です。
外股やガニ股歩きというと男性に多いイメージかもしれませんが、街を歩いている人を観察すると、外股は女性にも意外と多いことに気付きます。
外股とはどういう歩き方かというと、股関節を常に外旋し足先を外に向けた状態の歩き方です。
このような歩き方をしている人は、後ろから見ると左右への揺れが大きいのも特徴です。
男性に多い脚を開いた状態の外股は、肩で風を切るような歩き方というとイメージしやすいかもしれません。
女性に多い足を閉じた外股の場合は、頭や肩がひょこひょこと左右に揺れるような歩き方になります。
ただ、バレエの経験などから外股になる方もいらっしゃるのですが、そういう方は頭を高い位置にキープしたまま脚の動きで補うので、あまり左右には揺れない場合もあります。
これらの外股歩きの場合、足先を外に向けて踵の外側で着地するので、靴も踵の外側がすり減りやすいです。
この歩き方の場合は、着地の際の衝撃を逃がしにくくなり、膝や股関節に負担がかかります。
特に外股で左右への揺れが大きい人の場合は、膝や股関節自体も上手く使えていない場合が多いです。
また、常に股関節を外旋させていることで、骨盤は後傾した状態で固定化されやすく、腰への負担も大きくなります。
外股の歩き方を直そうとして意識して足先を真っ直ぐにしようとしても、なかなか上手くいかない方も多いと思います。
その場合は着地の部分を意識するのではなく、足の親指で蹴り出す部分をしっかり意識すると、自然とまっすぐ脚が出せるようになる方もいらっしゃいます。
前回の「猫背で内股」タイプの方もですが、歩き方を変える際に姿勢の矯正も同時に行うと、より改善しやすくなります。
歩き方が気になる方は、是非一度ご相談ください。
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