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見た目より機能が大切

Author:Yoshifumi Mahara - 2014年4月21日

こんにちは。

 

先日の記事:骨盤前傾と反り腰から続きます。

 

前回の記事で「日本人は骨盤後傾の人が圧倒的に多い」と書きました。

 

※誤解を招きそうなので補足ですが、骨盤前傾の人より骨盤後傾の人の方が多いという意味で、骨盤が前傾している人や、どちらでもない中立の人もいます。

 

日本人などの黄色人種は、黒人や白人に比べて骨盤の角度(腰仙角)は浅くなっています。

 

それ自体は、ただの人種による特徴なので、どちらが良い悪いという事ではありません。

 

しかし、その特徴によって、身体の使い方は違ってきますし、身体への負担のかかり方も違ってきます。

 

その結果として出やすい症状なども違ってきます。

 

主に不具合の原因となるのは、姿勢や歪みそのものではなく、関節の動きに制限が生じたり、逆に動きすぎるなどの機能的な問題です。

 

骨盤の前傾や後傾についても、前傾している人に起きやすい問題もあれば、後傾している人に起きやすい問題もあります。

 

大切なのはそれに合った形で適切な対策を行い、問題が起きる前に予防していくことです。

 

例えば骨盤が後傾している人は、骨盤の前方への可動性に制限が起きやすくなります。

 

デスクワークなどは、座り方によっては骨盤を後傾させた姿勢で固定化されやすいため、その傾向を強めます。

 

その場合は、適切な体操やストレッチなどを行ったり、骨盤を立てた状態で座りやすいように工夫してあげることで、ある程度は予防することができます。

 

間違えてはいけないのは、骨盤が後傾しているからといって、黒人の方を真似て骨盤を前傾させれば良いというわけではありません。

 

そのようなことをしていれば、おそらくすぐに別の不具合が生じるでしょう。

 

まずは自分の身体の状態をきちんと知ることです。

 

そして、どのような問題が生じやすいのか、それに対してどのような対策を取るべきなのかを理解することが重要です。

 

それができれば、慢性の症状に対しても対応することができます。

 

特に症状などがなく、姿勢に関するお悩みがある場合も同様です。

 

姿勢改善は、見よう見まねで良い姿勢を取れば良いというものではありません。

 

機能的な部分を無視して姿勢だけを変えようとすれば、何らかの不具合が生じてしまう可能性は高くなります。

 

自己流の対策をする前に、まずは一度ご相談ください。

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