心肺機能と筋力
Author:Yoshifumi Mahara - 2013年4月15日
前回の記事でジョギング・ランニングを始める際に関して書いたのですが、その中で慣れてきた頃に怪我などの故障のリスクが高くなることを書きました。
今回は、その理由などについて書いていきます。
走ることに慣れてきた頃に故障が多くなる理由は、心肺機能と筋力の成長速度の違いが挙げられます。
ジョギング・ランニングを始めたばかりの頃は、足が疲れるより先に息が上がってしまうことが多いかもしれません。
しかし、心肺機能はある程度までは比較的早く向上するので、ペースさえ早過ぎなければ同じ速さや距離でも、すぐに呼吸を乱さずに走れるようになります。
それに対して筋力はすぐには変わりません。
そのため、呼吸が苦しくないからといって、どんどんスピードを上げたり距離を伸ばすと、「足ができていない」状態で走りすぎてしまうことになってしまいます。
自分の持っている筋力以上の負荷をかけると、故障のリスクは非常に高くなります。
故障のリスクを避けるためには、筋力が追いつくまでは我慢して、「もっと走れたな」と物足りなく感じる程度で止めるくらいがちょうど良いです。
どのタイミングで運動強度を上げていくのかは、元々の体力や走る頻度によって異なるので、一概には言えません。
しかし、少なくとも始めの三ヶ月くらいをあまり負荷を上げないようにすると、故障のリスクは低くなると思います。
そうは言っても、楽しくなってきたところで我慢するのは、とっても難しいんですよね
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