構造的なO脚とX脚
Author:Yoshifumi Mahara - 2013年1月10日
昨年末に書いていたO脚・X脚に関する内容が途中だったので、その続きです。
以前の記事で、姿勢による見かけ上のO脚について書いたのですが、今回は構造的なO脚とX脚についてです。
構造的なO脚・X脚の場合も、骨盤・股関節などの膝以外の部分に注目する必要があります。
O脚の場合、骨盤が後傾し、股関節は外旋・伸展した状態になっている場合が多く、
X脚の場合、骨盤は前傾し、股関節は内旋・屈曲した状態になっている場合が多いです。
以前に書いた姿勢によるO脚と、ここで書いている構造的なO脚では、骨盤・股関節の状態が逆になっています。
このため、改善するための方向性が逆の場合を多く含むので、まずどちらの状態なのかを知ることが、とても大切になります。
一応、自分でもできる簡単な見分け方を書きます。
ただし、自分で正しく見分けるのは難しいかもしれませんし、自己判断で間違った対策をしてほしくないので、あくまで参考程度にとどめてください。
まず、背筋を伸ばしてまっすぐに立ちます。
足の幅は自然に開く程度(5〜10センチ程度)で、つま先を15度くらい開きます。
まっすぐ前を向いたまま、ゆっくり膝を曲げていきます。
この時の膝の曲がる向きを見ます。
膝がまっすぐのままであれば、特に問題はありません。
膝が外側に向いていればO脚・内側に向いていればX脚の可能性があります。
普段足を揃えて立った時に両膝が離れる人で、膝を曲げたときに内側を向く人は、姿勢によるO脚の可能性があります。
ただし、これはあくまで参考程度の単純な目安なので、これだけでどちらか決めつけるのは避けてください。
人の体は全体でバランスをとっているため、一部分の状態だけを変えても効果がないことも多いばかりか、改善のためにしたことが別の部分の不調を引き起こす事も多くあります。
もし改善のために何らかの対策をしようと思ったならば、まずは自分の体の状態をよく知ることから始めてください。
自分でわからない場合、曖昧な点がある場合は、しっかりと専門的なアドバイスを受けた上で行うことをおすすめします。
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