O脚のタイプ
Author:Yoshifumi Mahara - 2012年12月21日
今回はO脚の話です。
O脚も悩んでいる方が多い割に、誤解も多い問題です。
O脚というのは、足を揃えて立った時に膝が離れて着かない状態を言いますが、実はO脚には種類があります。
関節の変形などを伴う構造的なO脚と、姿勢の問題に起因する見かけ上のO脚があります。
見かけ上のO脚と書いたものは、姿勢によって足を揃えても膝が着かず、O脚のように見えるもので、脚の形として見た場合には変形等の問題はありません。
このタイプは、以前に骨盤の前後の傾きや骨盤と股関節という記事で触れた、内股(股関節内旋)で骨盤が前傾して腰が反った姿勢の方に多く見られます。
※骨盤の前後の傾きの記事では、「日本人女性に多い骨盤前傾」のタイプとして記述しているものです。
このような見かけ上のO脚は、足を揃えて立った時に、膝のお皿の部分が内側を向いているのが特徴です。
またこのタイプの場合、仰向けなどの非荷重の状態であれば、膝がピッタリと着く場合も多いです。
世間では、O脚対策として様々な矯正グッズや体操などが紹介されていますが、残念ながらこのあたりの違いについてキチンと触れられてはいることは少ないようです。
そのため、間違った矯正方法によって別の歪みを引き起こしたり、かえって悪化させてしまう例もみられます。
O脚に悩み、改善したいと思うなら、先ずは自分のO脚がどういうタイプであるのかを知ることが大切です。
次回以降、もう少し細かく書いていきます。
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