正しく歩くということ
Author:Yoshifumi Mahara - 2012年11月2日
前回の記事の最後に、「正しい靴を履いて、正しく歩く。」と書きました。
今回は意外と難しい、「正しく歩く」ということについて書いていきたいと思います。
正しく歩くためには、まず正しく靴を履くこと。
靴が足にフィットしていない状態では、正しく歩くことはできません。
また、ハイヒールのような踵の高い靴も、重心が前のめりになりやすい上に、本来の足の動きを制限してしまうため、正しい歩行をするためには良くありません。
次に大事な事は、全体的な姿勢を正すことです。
歩き方というと、どうしても足の運び方などにばかり意識が集中してしまいがちですが、姿勢が悪く重心が正しい位置にない状態では、どんなに頑張っても正しい歩き方はできません。
この二つができて、ようやく足の運び方について考えます。
足の着地は、踵から着いて、土踏まずの外側を通り、親指から抜けていくのが正しいです。
前のめりの着地になりやすい人は、つま先を持ち上げて踵から着くところまでをしっかり意識するようにしてください。
また、前のめりの着地になりやすい人は、骨盤の傾き方にも注意が必要です。
自分の着地のしかたのクセがわからない場合は、履きなれた靴の靴底の減り方を見るとクセを知るためのヒントになります。
また、足の裏の皮膚の肥厚している部分、タコや魚の目、肉刺(マメ)の位置からも、着地のしかたを知ることができます。
足の運び方は、「一本の線の上を歩くように」というのをよく耳にしますが、それでは「モデル歩き」のような大げさな歩き方になるので、意識としては「一本の線を挟む」くらいがちょうど良いと思います。
繰り返しですが、姿勢、骨盤の傾き、股関節(外旋・内旋)が正しくないと、着地や足の運びは上手くできません。
正しい歩行をするための参考にしていただければと思います。
今回は大まかな部分だけ書いたので、ヒント程度にしかならないかもしれませんね。
歩行についてはとても大事なことなので、また改めて書こうと思います。
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