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反り腰のタイプ

Author:Yoshifumi Mahara - 2014年9月18日

こんにちは。

 

今回は、これまでにも何度か書いている、骨盤の前傾・後傾や反り腰に関する話です。

 

「骨盤前傾」「骨盤後傾」「反り腰」などのキーワードで検索し、このブログにたどり着かれる方も多いようなので、改めて整理して書いていきます。

 

以前にも書いた通り、日本人の成人に関しては、骨盤が後傾している人の方が多いです。

 

それにも関わらず、様々なところで「日本人には骨盤前傾が多い」と書かれている場合も多く見られます。

 

一見矛盾する情報になってしまいますが、おそらく原因は前傾・後傾の判断の仕方が異なるからでしょう。

 

私の言う骨盤前傾・後傾は、あくまで腰と骨盤の中央にある仙骨との間(腰仙部)の角度についてです。

 

立位の状態で単純に前に傾いているか後ろに傾いているかではありません。

 

立位で前に傾いていても、本当の意味で骨盤が前傾しているとは言わない場合もあります。

 

つまり、一見すると骨盤は前傾しているのですが、腰仙部の角度で見ると前傾していない状態です。

 

便宜上、今回はこれを「見かけ上の骨盤前傾」と呼ぶことにします。

 

腰仙部の角度では前傾していないのに、なぜ骨盤は前に傾いているのでしょうか?

 

それは、腰仙部より上の腰椎の部分を過度に反らしているからです。

いわゆる反り腰の状態ですね。

 

以前の記事(骨盤前傾と反り腰)の中では、骨盤が後傾した反り腰について書きました。

 

その中で、骨盤が前傾している反り腰は日本人には少ないと書きましたが、「見かけ上の骨盤前傾」で反り腰の方はそれほど珍しくありません。

 

わかりにくいかもしれないので、ここで腰が反った姿勢を三つのタイプに分けて比べてみます。

 

①骨盤前傾で腰が反っている状態

②見かけ上の骨盤前傾で反り腰の状態

③骨盤後傾で反り腰の状態

 

①は、黒人の方などが典型的なタイプです。

このタイプは、腰仙部の角度が深く骨盤が前傾し、腰が反っている状態です。

 

ただ、この場合の腰の反りは、腰仙部の角度に応じたものなので、正常の範囲内と言えます。

日本人の多くは、骨盤が前傾しても腰の反りは強いとは言えないでしょう。

 

②は、腰仙部の角度は深くないにも関わらず、骨盤が前傾している状態です。

このタイプは、腰椎全体が反っていて、股関節も軽く屈曲・内旋した状態になっています。

 

見た目としては、お尻が出て(出っ尻)、腰全体が反ると同時にお腹全体がぽっこりと出ているように見えやすくなります。

 

また、股関節が内旋して、大腿骨の外側にある出っ張り(大転子)が張り出すことで、骨盤が広がっているように見える場合もあります。

 

③は、骨盤を後傾したまま下腹部を前に突き出し、股関節の前側の靭帯で支えている姿勢です。

見た目としては、下腹部が出て、お尻が下がっている(垂れている)ように見えやすくなります。

 

①は姿勢としては問題ないですが、②と③は不良姿勢に含まれるものです。

 

痩せ型なのにお腹だけが出ている方は、②か③の姿勢の方が多いです。

 

上では腰椎・骨盤・股関節の周囲だけを書きましたが、②と③のタイプの多くは猫背なども伴います。

 

見た目の問題だけでなく身体への負担も大きい姿勢なので、なるべく改善したほうが良いのは言うまでもありません。

 

これらの不良姿勢は、腰痛や骨盤・股関節周囲の痛みだけでなく、首・肩・背中の痛みや凝り、膝の痛みなどの原因になることがあります。

 

今回は三つのタイプの違いについて書きましたが、他にも姿勢のタイプはあります。

 

当然ながらそれぞれの状態によって改善への道筋も違ってくるので、まずは自分の身体がどのような状態なのかを知ることが大切です。

 

姿勢や骨盤の状態が気になる方は、お気軽にご相談ください。

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